きつ音勉強シリーズ（吃音のあるお子さん向け）
9. きつ音をからかわれたら
動画
動画の内容
スタッタくん: 吃音のあるお友達に質問だけど、こんなこと、されたことないかな?
ハルトくん: どんなこと?
スタッタくん: 吃音の話し方を真似されたり、笑われたり、「変な話し方」と言われたりすることだよ。
スタッタくん: もし、そんなことをされたことがあるお友達がいたら、次のことを思い出して欲しいんだ。
メイちゃん: なに?
スタッタくん: それは、吃音は、悪いこと、ダメなことではない!ってことだよ。
ハルトくん: これって、前にも勉強したことだね。
スタッタくん: うん。とても大事なことだから、復習だよ。
スタッタくん: もし、そんなことをされたことがあるお友達がいたら、次のことを思い出して欲しいんだ。
メイちゃん: なに?
スタッタくん: それは、吃音は、悪いこと、ダメなことではない!ってことだよ。
ハルトくん: これって、前にも勉強したことだね。
スタッタくん: うん。とても大事なことだから、復習だよ。
ハルトくん: どうして、悪いことや、ダメなことなのに、からかう人がいるんだろう?
スタッタくん: うーーん。どうしてかは、ぼくも、分からないけど、もしかしたら、吃音をからかう人の中には、吃音のことをあまり知らなくて、「からかうことが悪いこと」だって分からない人はいるかもね。
メイちゃん: でも、知らないから、からかっていいわけではないと思うわ!
スタッタくん: うん。メイちゃんの言う通りだ。
メイちゃん: 吃音をからかわれたら、どうしたらいい?
スタッタくん: すぐに、お家の人や、先生に相談しよう! 吃音をからかうことは、悪いこと、ダメなことなんだから、我慢しないでいいよ。お家の人や、先生に相談すると、悲しい気持ちや、悔しい気持ちを、一人で抱えて苦しい思いをしなくて済むし、これからどうしたらいいか、一緒に考えてもくれるよ。
ハルトくん: そうだね。一人で悩まないで、相談した方が、良さそうだ。
スタッタくん: 前にも、勉強したけど、吃音をからかわれた時に、できることは、先生からからかう子に注意してもらう、からかう子に、自分で「からかわないで」と言う、からかわれても、無視をするなどがあるよ。また、からかう子や、クラスのお友達に、「きつ音の説明をする」と、みんなが吃音のことを分かってくれて、からかわれることがなくなるんじゃないかな。吃音のことをみんなに説明する方法については、吃音勉強シリーズ10「吃音の説明の仕方」を参考にしてね。
関連資料・教材
きつ音サポートノート [子ども版]
『学齢期吃音の指導・支援改訂第2版ーICFに基づいたアセスメントプログラム』で紹介している教材